「PEAS motch!」は、EVA(Extended Vector Animation)という形式でアニメを保存しますが、
アニメGIF 、APNG形式のアニメを作ることもできます。
アニメGIFを作る
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- アニメGIF形式にすれば、スマートフォンなど多くの機器で再生することができます。
- アニメGIFには、音や音楽は入りません。
- 以下の手順で作成します。
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「PEAS motch!」のメニューバーの
「ファイル」>「アニメGIF出力...」 を順番にクリック
→ファイルの保存先の指定画面が開きます。
- 保存場所を指定して「保存」ボタンをクリック
→画面サイズや出力レート(1秒間のコマ数)を設定する画面が開きます。
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「出力開始」ボタンをクリック
→指定した場所にアニメGIFファイル(拡張子.gif)ができます。
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このファイルを ブラウザで開くとアニメ再生します。
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APNGを作る
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- APNGには、音や音楽は入りません。
- 以下の手順で作成します。
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「ファイル(File)」メニューの「連番PNG/APNG 出力(Sequential Images/APNG Export)」をクリック。
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ファイルの種類を「PNGファイル」に設定します。
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出力先のフォルダとファイル名を指定し、「保存」をクリック。
--> 設定画面が表示されます。
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画面サイズ、秒間のコマ数、再生時間を設定します。
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「背景を透明にする」にチェックを入れれば、
図形が描かれていない部分が透明になります。
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「APNGループ回数」はAPNG出力のときのループ回数設定です。
無限ループにしたい場合は0に設定してください。
- 「出力開始」をクリックすると
「連番出力を1つのAPNGファイルにまとめますか?」
が表示されます。
--> 「はい」をクリックすると、APNGファイルが出力されます。
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連番出力
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- 連番出力すれば、多くの動画ソフトで読み込むことができます。
- 連番出力には、音や音楽は入りません。
- 以下の手順で作成します。
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「ファイル(File)」メニューの「連番出力(Sequential Images Export)」をクリック。
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出力先のフォルダとファイル名を指定し、「保存」をクリック。
--> 設定画面が表示されます。
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画面サイズ、秒間のコマ数、再生時間を設定し、「OK」をクリック。
--> 連番出力が始まります。
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SVG形式で保存
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- SVG出力すれば、インターネットエクスプローラ以外のほとんどのブラウザで直接再生できます。
- 音や音楽、ぶれ効果など、一部の機能は無視されます。
- 9va_dataフォルダの中に「setpath.ini」ファイルがある場合、
ひらがなキーボードが表示され、SVG形式では保存できません。
そうでない場合、以下の手順で保存します。
- 「PEAS motch!」のメニューバーの
「ファイル」>「なまえをつけてほぞんする」 を順番にクリック
→アニメを保存する画面が開きます。
- 「ファイルの種類」の欄をクリックし、 「SVGファイル(*.svg)」に切り替えます。
- 保存先、ファイル名を指定して、「保存」ボタンをクリック。
→指定した場所にSVGファイル(拡張子.svg)ができます。
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このファイルを Firefox などのインターネットエクスプローラ以外のブラウザで開くとアニメ再生します。
インターネットエクスプローラでは静止画になります。
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EVA形式で保存
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- PEAS motch! のデータを完全に保存する形式です。
- フリーソフト 9View で再生することができます。
- 9va_dataフォルダの中に「setpath.ini」
というファイルがあるかどうかで保存方法が変わります。
- 「PEAS motch!」のメニューバーの
「ファイル」>「なまえをつけてほぞんする」 を順番にクリック
<9va_data の中に setpath.ini ファイルがない場合>
→アニメを保存する画面が開きます。
デスクトップなどに、新しいフォルダを作成し、その中にアニメを保存してください。
<9va_data の中に setpath.ini ファイルがある場合>
→以下のようなソフトキーボードが開きます。
名前を入力し、「ほぞん」をクリックすれば、
setpath.ini に記載されたフォルダの中に「年-月日」フォルダ
(上の例では、「2017-0107」)が作られ、
その中にデータが保存されます。他の場所に保存することはできません。
「English」「Fr」キーをクリックすると、英語キーボードにかわり、
画面全体が英語、フランス語表示に切り替わります。
- 音や写真入りのアニメを保存すると、
音や写真の再生に必要なファイルがすべて保存されます。
これら再生に必要なファイルは、必ず同じフォルダの中にいれる必要があります。
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EVA保存先の設定(setpath.ini)
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'9va_data' フォルダの中の 'setpath.ini' は、アニメの保存先を指定するファイルです。
たとえば、
C:\Documents and Settings\xxxx\デスクトップ\000
と 'setpath.ini' に記述しておけば、
ファイルメニューから「なまえをつけてほぞん」した場合、
必ずこの中に保存されます。
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\\192.168.24.100\share\play
といった書き方で、ネットワーク上のサーバーを指定することも可能です。
- 'setpath.ini'で指定したフォルダの中には
'年-月日' の形式で今日の日付のフォルダが自動的に作成され、
その中にアニメが保存されます。
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'setpath.ini'で指定したフォルダが存在しなかった場合、
'9va_data' フォルダと同じ場所にある 'user' というフォルダの中に保存されます。
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'#' から始まる行はコメントです。
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ファイルメニューの「なまえをつけてほぞん」で好きなフォルダに保存したい場合、
'9va_data' フォルダの中の 'setpath.ini' を '#setpath.ini'
のように名称変更してください。
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